採点システムには、オンプレミス型とクラウド型の他にCDROMからダウンロードして利用する物があります。オンプレミス型はIT環境を職場内で構築できるため、情報の共有が容易でセキュリティ的に優れているという点がメリットです。保守やメンテナンスも自分達で行えるので、徹底した情報管理が求められる試験の採点システムとしてはもっともおすすめな環境といえます。その反面サーバーやネットワーク機器といった設備投資をしなくてはならないため、そのぶん初期投資や維持のための費用がかかります。
クラウド型は職場外にある既存の環境を利用するので、オンプレミス型の採点システムほどコストはかかりません。またシステムを構築するための特別な知識や面倒な作業をする必要もないので、比較的手軽に利用することができます。それゆえ利用する教員のITの知識や習熟度にばらつきがあっても、なんとか使いこなすことが可能です。クラウド型の採点システムは管理が簡単ですが、カスタマイズがしにくいという点で上級者からはやや不満を感じることがあるかもしれません。
メディアからダウンロードした採点システムの場合は、インストール時のみインターネットの接続が必要になりますが後はオフラインで使用できます。オンラインで使用する場合は他の採点者とも情報を共有することも可能ですが、オフラインでの使用時はそういった作業や情報の共有はできません。その代わり物理的に紛失したり盗まれたりしない限りは情報漏洩の心配がないので、そういう部分からすればセキュリティ的にも安心です。採点システムのことならこちら