現在、世の中のいたるところでIT化・デジタル化が進行しています。とくにIT系の民間会社などでは積極的にIT・デジタルシステムを導入して業務を効率化していっています。AI搭載のロボットなどを工場や倉庫などで大規模に導入し、生産性をどんどんアップさせているような状況です。しかし公共部門などにおいては、IT化・デジタル化がなかなか進んでいないという現実があります。

中学校や高校などの学校もその一つで、教師の働き方改革が昔から叫ばれていますが、いまだに教師の長時間労働などは問題視されています。それでも教師の働き方を改善していくための具体的な取り組みは少しずつ進んでおり、その一つの事例が自動採点ソフトの導入です。自動採点ソフトは、教師の採点業務の効率をアップさせるために有用だとして注目されています。答案用紙をデジタルデータ化し、自動採点ソフトのサポートにより、従来よりもスピーディーかつ正確に丸付けができるとして、導入する学校が徐々に増えてきています。

ただ、まだ導入に至っていない学校も少なくありません。導入に至っていない理由としては、導入が面倒そうだという思いや費用のことがあるようです。しかし、これは自動採点ソフトに対する無知・誤解によって生じている問題だといっていいでしょう。自動採点ソフトの導入は実は簡単です。

特別な機器などはほとんど不要で、スキャナーや解答用紙も既存のものを使える場合が多いです。費用も各社の競争によりかなり低くなってきつつあり、コストパフォーマンスはどんどんよくなってきています。

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